日本旅行の今年上半期(1〜6月)の取り扱い実績は前年同期比3.5%減の2069億7687万円だった。国際旅行が大幅に伸びたものの、国内旅行は微減、海外旅行は9%減少した。
国内旅行は前年同期比1.5%減、1352億7099万円。このうち企画商品は同1.0%増、400億8395万円と前年をわずかにクリアした。自社企画の赤い風船が同1.3%増、327億9759万円と伸びた。
国内の団体旅行は同2.9%減、303億6769万円と、前年を下回った。一般団体(1.9%減、162億8563万円)、教育旅行団体(4.1%減、140億8206万円)とも減少だった。
JR、航空、一般宿泊などの個人・ビジネス旅行も同2.2%減、648億1935万円と前年に届かなかった。
海外旅行は同9.0%減、675億7774万円。企画商品(15.0%減、301億7821万円)、団体旅行(21.0%減、121億8938万円)とも前年を大きく下回る厳しい状況だった。企画商品以外の個人旅行は同8.0%増、212億4314万円と増えた。
国際旅行は同40.7%増、39億5371万円と前年を大きく上回った。